ミカンのワックス&農薬の取り方
用意するもの
重曹…小さじ1
やり方

❷ミカンを取り出し、流水で洗う。
焼きミカン
材料(2人分)
ミカン…2個
作り方

❶ミカンを魚焼きグリルに入れ、5~6分ほど、焼き色がつくまで焼く。
薬膳コメント
ミカンを焼くことで、オレンジの外皮が軟らかくなり食べやすくなります。
また、ミカンの皮の香りは、ストレス緩和やのどのつかえ、セキなどを改善する効果があります。
ミカンのハチミツ漬け
材料(作りやすい分量)
ミカン…2個
ハチミツ…150g
作り方

❶ミカンは5㎜の厚さの輪切りにする。
❷煮沸消毒した瓶に①を入れ、ハチミツを注ぎ、ふたをして冷蔵庫に入れ一晩おく。
※ミカンの水分が出て、ハチミツの層と分離したら、瓶をさかさまにして振るか、はしでかきまぜる。
※基本的に、ミカンがヒタヒタにひたるくらいの量のハチミツがあれば、ミカンとハチミツとも分量は好みでよい。
※冷蔵庫で2週間ほど保存できる。
薬膳コメント
ミカンに含まれるビタミンCはカゼの予防に効果的。また、ハチミツは殺菌作用があり、肺に潤いを与えるといわれ、セキやのどの炎症を鎮める効果があります。
ミカンくず湯
材料(2人分)
ミカンの果汁…3/4カップ(ミカン3~4個分)
ミカンの皮…1/4個分
くず粉…8g
水…1/2カップ
おろしショウガ…小さじ1
ハチミツ…適量
作り方

❶ミカンの果汁を搾る。外皮は、白い部分をこそげ取り、千切りにする。
❷くず粉は水大さじ1で溶いておく。
❸②を鍋に入れ、残りの水を加えてよく溶き、おろしショウガを入れて火にかける。
❹③が沸騰したら火を弱め、①の果汁を加え、とろみがつくまでよく混ぜる。
❺④にとろみがついたら火を止め、好みでハチミツを加える。
❻⑤を器に注ぎ、①のミカンの外皮をのせる。
薬膳コメント
くず粉は生薬(漢方薬の材料)で、カゼのひき始めや、背中や肩のこりを緩和する効果が期待できます。
ミカンの鶏ハム
材料(作りやすい分量)
鶏胸肉…1枚
ミカンの皮…1個分
砂糖…小さじ1
塩…小さじ1
作り方

❶鶏胸肉は開いて平らにし、砂糖と塩をまぶす。
❷ミカンの皮は、白い部分を軽くこそげ取り、千切りにして、①の鶏肉の皮目と反対側にのせる。
❸②を平らな状態でポリ袋に入れ、冷蔵庫で1日以上寝かせる。
❹ラップの上に③を皮目を下にしておき、手前から巻き、ラップできつく包む。
❺鍋に④をラップしたまま入れ、かぶるくらいの水(分量外)を入れて火にかける。沸騰したら中火にし、5分したら火を止めて、しばらくそのままおく。
❻⑤が冷めたら、鶏肉を取り出し、水気をふき、ラップごと冷蔵庫で休ませる。
❼1時間ほどしたら、⑥を切り分けていただく。
薬膳コメント
ミカンの皮に含まれるシネフリンは、脂肪を分解する消化酵素のリパーゼを活性化し、脂肪の燃焼効果をアップするといわれています。高たんぱくで低脂肪の鶏胸肉と合わせて、最強のダイエット食です。
陳皮みそ田楽
材料(作りやすい分量)
ミカンの皮…1個分
A みそ…100g
砂糖…80g
酒…大さじ2
<田楽用>
サトイモ(小)…4~6個
ダイコン…5㎝
コンブ…8㎝
水…3カップ
ミカンの皮…少々

陳皮みその作り方
❶ミカンの皮はザルの上に広げ、カラカラになるまで天日に数日干す。
❷①の乾燥した皮(陳皮)を細かく刻む(あれば、ミルで粉砕するとよい)。
❸鍋にAを入れて混ぜ、中火にかけ、かき混ぜながら温める。
❹③が沸騰してきたら弱火にし、とろみがついてツヤが出るまで練る。
❺④に②を入れて混ぜ、火を止める。
田楽の作り方
❶サトイモは皮に包丁で1周、切り込みを入れ、蒸し器で串が刺さるほど軟らかくなるまで蒸す。
❷①を、切り込みに沿って皮を半分むき、陳皮みそをのせる。
❸ダイコンは、2.5㎝の厚さに切り、皮をむき、面取りをし、米のとぎ汁(分量外)で串が刺さるまでゆでる。
❹鍋にコンブ、水と③のダイコンを水洗いしてから入れ、10分ほど煮る。
❺④に陳皮みそをのせる。
薬膳コメント
陳皮(ミカンの皮を天日干ししたもの)は、食欲不振や吐き気、下痢などを改善します。またタンの多いセキや胸苦しさにも有効といわれています。みそには、胃腸を整える作用と体を温める作用があります。
❶ボウルに水を入れ、重曹を加えよくかき混ぜてから、ミカンを入れ、1分ほどつける。