MENU
椎間板ヘルニアの腰痛と肩こりが改善!足の中指回しの体験談

椎間板ヘルニアの腰痛と肩こりが改善!足の中指回しの体験談

腰が痛くて起き上がれず、病院に運んでもらいました。診察の結果、骨には異常がなく、ギックリ腰という診断でした。「1週間もすれば治ります」といわれて湿布を出されましたが、痛みはなかなか消えません。【体験談】兵庫県◎35歳◎主婦 本多由紀子(仮名)

腰から太もも、ひざ、足の裏まで痛い!

 以前、保育士をしていたころのことです。
 私は、園庭で子供と追いかけっこをしていました。その子が足を滑らせて転びそうになったので、とっさに支えようとしたところ、私のほうが体勢をくずしてひっくり返ってしまったのです。そのとき、腰が「グキッ」と音を立てて、激しい痛みに襲われました。

 腰が痛くて起き上がれず、病院に運んでもらいました。診察の結果、骨には異常がなく、ギックリ腰という診断でした。
「1週間もすれば治ります」といわれて湿布を出されましたが、痛みはなかなか消えません。そこで私は、近所の整骨院に通ってマッサージを受けました。ところが今度は、よくなるどころか、痛みがどんどん増してきたのです。

 背すじをまっすぐ伸ばせず、腰を曲げたまま、そろそろと歩かなければなりません。そんな姿勢でいるので、上半身にも負担がかかったのでしょう。肩や背中もカチカチにこり固まってしまいました。

 さらに、腰をかばって歩くためか、太ももやひざ、足の裏まで痛くなってきました。あまりの痛さに、立っていられなくなり、しゃがみ込んでしまうこともあったほどです。
「これは絶対におかしい」と思い、もう一度病院で検査を受けました。すると、今度は「軽度の椎間板ヘルニア」と診断されたのです。
 そうしたことを母に話したところ、教えてくれたのが内田泰文先生だったのです。母の友人が内田先生の治療を受けて、長年の腰痛などがすっかり治ったということでした。

 早速、私は予約を取り、内田先生の治療院に行きました。
 私の場合、全身の筋肉がこわばっていたようで、先生は全身を丁寧にほぐしてくれました。その際に、「なぜこの部分がかたくなっているのか」という説明もしてくれたので、納得しながら治療を受けることができました。

 1回の治療で、腰の痛みはだいぶ和らぎました。コリも取れたので、背すじも伸びました。でも、私の場合はかなり重症だったので、少し間を空けると、また体がこり固まって、腰痛もぶり返すといわれました。

鎮痛剤を手放せなかった生理痛がすっかり解消

 そんな私に内田先生が教えてくれたセルフケアが、「足の中指回し」です。
 その名のとおり、足の中指(第3趾)をつまんでクルクルと回すだけなので、簡単にできました。私は毎晩寝る前に、両足の中指を数分ずつ、根もとからしっかりと回しました。

 すると、体がほぐれやすくなったのか、治療院へ行く回数がしだいに減ってきました。
 最初のうちは、先生の治療を受けても、1週間くらいで体がこってくるので、月に3回ほど通っていました。それが、月に1~2回となり、やがて治療を受けなくても、自分で行う足の中指回しだけで、体調が整うようになったのです。

 体の痛みも、次々よくなっていきました。最初に消えたのは、足の裏の痛みでした。足の中指回しを始めて、3~4ヵ月後だったと思います。それからは、まるで絡まっていた糸がほぐれるように、ひざや太もも、腰の痛みが消え、背中と肩のコリもすっかり取れていきました。丸まっていた背中が伸び、颯爽と歩けるようになったのです。

痛みのない生活に!

 立っているときの安定感も、格段にアップしました。以前は、片足立ちをすると上半身がぐらついて、すぐに足が床についてしまいました。今は、1分くらいなら、グラグラせずに片足立ちができます。
 また、以前は姿勢が悪かったので、歩いているときに地面しか見えませんでした。背すじが伸びて、遠くまで見渡せるようになり、視界がぐんと広がった気がします。

 そういえば、以前は天気によっても体調が悪化していました。雨の日などは、腰から足にかけての痛みが強くなり、とてもつらかったのです。足の中指回しを始めてからは、どんなに天気が悪くても、痛みが出ることはありません。
 そのほかに変わったのは、生理痛から解放されたことでしょうか。私は昔から生理痛が重く、ひどいときは起き上がることもできず、うめき声がもれることもありました。当然、鎮痛剤は手放せない状態でした。

 ところが、足の中指回しを始めてからは、生理痛がすっかりなくなったのです。薬も全く飲んでいません。信じられない思いです。
 足の中指回しで、体の悩みがどんどん解決しました。「痛みのない生活」に、感謝の気持ちでいっぱいです。これからも続けていこうと思います。

骨盤のゆがみが解消しヘルニアの症状が緩和(豊中愛鍼灸整骨院院長 内田泰文)

 椎間板ヘルニアとは、背骨を構成する椎骨の間の椎間板が飛び出し、神経を圧迫する病気です。腰痛だけでなく、下肢にも痛みやしびれを起こします。本多さんの場合、骨盤の仙腸関節がゆがんで固まり、症状が悪化していました。

 足の中指の根もとは、仙腸関節にも影響を及ぼすと考えられます。中指を回すことで仙腸関節が緩み、ゆがみが解消して、症状が緩和したのでしょう。
 また、足の中指を刺激すると、血管や臓器、ホルモン分泌を調整する自律神経の働きが整い、冷え症や生理痛が改善するケースも多く見られます。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

関連記事
言われるがままバンドを巻き体を動かしてみたところ、腰とお尻の下の鈍い痛みがその場でスッと消えたのです。心底びっくりし「これはなんですか?」と関口先生に聞いたところ、43円療法と教えられました。私の体に43円療法は合っていると思います。体の痛みを自分で調整できるのはありがたいです。【体験談】奥田弘毅(仮名・無職・69歳)
更新: 2019-09-10 22:10:00
私は腰痛や座骨神経痛の痛みをもっとすっきり取る方法はないかと考えていました。これらの痛みは背骨や骨盤を矯正しても、多少改善されるだけで劇的にはよくなりません。試行錯誤を続けているうち、「大腿直筋」という筋肉が、硬くこわばっているために、腰痛などが起こっていることがわかったのです。【解説】関口志行(ツバサ整骨院院長)
更新: 2019-09-10 22:10:00
驚いたのは、体操を教わった直後の出来事です。「走ってみてください」先生がそうおっしゃったのです。足を引きずりながら治療院にたどり着いた私です。まさか走れるわけが…、と思いながら足を動かしました。すると、本当に走れるではありませんか。まるで先生に魔法をかけられたかのようでした。【体験談】阿部道子(仮名・主婦・73歳)
更新: 2019-09-10 22:10:00
痛みは、筋肉の硬直から起こります。筋肉がかたくなると、それに引っ張られて骨や関節がゆがみ、神経や血管が圧迫されて痛みが出ます。しかし、手首を押さえながら体を左右にねじると、筋肉が緩んで、骨が本来の正常な位置に戻ります。それによって神経や血管の圧迫がなくなり、痛みが取れていくのです。【解説】関口志行(ツバサ整骨院院長)
更新: 2019-09-10 22:10:00
私の腰痛は、肩こりも原因の一つなのだとか。最近は特に肩のこりを感じていなかったので、この指摘は少し奇妙に感じました。しかし、実際に手首押しを始めて1週間ほどで、腰はかなりらくになりました。1ヵ月たった今、完全に痛みが消えたとまではいきませんが、腰の調子はかなりよいです。【体験談】有田孝一(仮名・無職・77歳)
更新: 2019-09-10 22:10:00
最新記事
私は鍼灸師で、日本で一般的に行われている鍼灸治療のほか、「手指鍼」を取り入れた治療を行っています。手指鍼はその名のとおり、手や指にあるツボを鍼などで刺激して、病気や不調を改善する治療法です。【解説】松岡佳余子(アジアンハンドセラピー協会理事・鍼灸師)
更新: 2020-04-27 10:34:12
腱鞘炎やバネ指は、手を使うことが多いかたなら、だれもが起こす可能性のある指の障害です。バネ指というのは、わかりやすくいえば、腱鞘炎がひどくなったものです。腱鞘炎も、バネ指も、主な原因は指の使いすぎです。痛みやしびれを改善する一つの方法として、「手首押し」をご紹介します。【解説】田村周(山口嘉川クリニック院長)
更新: 2020-03-23 10:16:45
筋肉がこわばると、体を支えている骨格のバランスがくずれて、ぎっくり腰を起こしやすくなります。ぎっくり腰に即効性があるのが、手の甲にある「腰腿点」(ようたいてん)という反射区を利用した「指組み」治療です。この「指組み」のやり方をご紹介します。【解説】内田輝和(鍼メディカルうちだ院長・倉敷芸術科学大学生命科学部教授)
更新: 2020-03-02 10:09:34
慢性的な首のこり、こわばり、痛みといった首の不調を感じたら、早めに、まずは自分でできる首のケアを行うことが大切です。【解説】勝野浩(ヒロ整形クリニック院長)
更新: 2020-02-25 10:06:07
首がこったとき、こっている部位をもんだり押したりしていませんか? 実は、そうするとかえってこりや痛みを悪化させてしまうことがあります。首は前後左右に倒したりひねったりできる、よく動く部位です。そして、よく動くからこそ、こりや痛みといったトラブルを招きやすいのです。【解説】浜田貫太郎(浜田整体院長)
更新: 2020-02-17 10:18:14

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt
get_app
ダウンロードする
キャンセル