プロフィール

早見優(はやみ・ゆう)
タレント。3歳から14歳までグアム、ハワイで過ごす。14歳でスカウトされ、1982年15歳のとき「急いで!初恋」で歌手デビュー。 「夏色のナンシー」や「PASSION」などのヒット曲がある。以後、国際感覚を生かしテレビ、舞台などで活躍。上智大学比較文化学部日本文化学科卒業。96年に結婚し、現在、二女の母。日本アロマ環境協会アロマテラピー検定1級(2001年取得)、日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート(2008年取得)、国際ビジューセラピー協会パワーピアスセラピスト(2013年取得)などの資格も持ち、多方面で活躍中。現在、NHKWORLD「Dining with the chef」、NHKラジオ「ラジオ深夜便ビギナーズ」にレギュラー出演。
●オフィシャルブログ
https://ameblo.jp/hayami-yu/
食べ物による健康法を初めて体験
私は34歳で長女を出産したときに健康を強く意識し始めました。「私に何かあったらこの子はどうなる?」という危機感のような思いが生まれたんです。 それ以来、毎年人間ドックを受け、ジムやヨガ教室などに通って健康維持に努めています。
今年の4月にはズンバという、ラテン系の音楽を使ったエクササイズのインストラクター資格も取得しました。このように長年、体を動かす健康法になじんできた私ですが、食に関した健康法はあまり試したことがありません。これには理由があります。
ハワイから出てきて、15歳でデビューしたばかりの私は、いつも「おなかをすかせたアイドル」でした。食事は不規則で、当時はコンビニも少なく、食べたいときに食べられなかったんです。食べ盛りの10代には、ちょっとつらい体験ですよね。
だから今の私は「食べたいものを食べる!」主義。夜遅くは食事をしないなどの気は遣いますが、厳しい食事管理はしたことがありません。体によいという健康食品も、おいしくなければ食べたくないんです。
そんな私ですが、「氷酢タマネギ」にはハマりました。
氷酢タマネギとは、生のタマネギ、酢、ハチミツを一緒にミキサーで攪拌し、製氷皿に入れて凍らせたものです。2年前に出演したテレビ番組で知り、常食すれば血液がサラサラになるということで、10日間食べ続けて、その効果を検証しました。
もともと私はタマネギが大好きで、当時も丸ごと1個のタマネギとフレッシュなオレンジジュースで作るドレッシングを好んでいました。ですから、氷酢タマネギにも抵抗はありませんでした。
お魚のカルパッチョに半解凍した氷酢タマネギを添え、オリーブオイルをかけると、シャリシャリの食感が楽しめます。また、豚のショウガ焼きは、タレに氷酢タマネギを加えると、味にコクが出ます。
番組のノルマは1日3かけらでしたが、このようにいろいろな料理に使えるので、飽きずに食べ続けられました。番組では、10日間のチャレンジの前後で血管年齢の数値を測定しました。
チャレンジ前の私の血管年齢は、実年齢よりも7歳若い42歳。数値がよかったので、ここから下がるかが注目でした。そして、10日後に再測定してみると、さらに3歳若い39歳と、なんと、実年齢から10歳も若い結果が出たのです。健康な血管をさらに若返らせてくれた氷酢タマネギの力に驚きました。ちなみに一緒にチャレンジしたお笑いコンビ、TKOの木下さんは、血管年齢が59歳から42歳(マイナス17歳)という驚きの結果が出たんですよ。
材料も自分で選べるから安心して食べられる

氷酢タマネギを食べ始めての体調の変化はほかにもあります。まず、食べ始めて2~3日後に便通が改善しました。スケジュールが立て込むとよく滞っていたお通じが、毎日気持ちよくつくようになったのです。
1週間後には、血行がよくなったのでしょうか、首や肩のこりが軽減。うれしかったので、ブログで報告したほどです(笑)。あと、化粧ののりもよくなりましたね。だから番組企画の終了後も、氷酢タマネギを食べ続けました。
家族にも氷酢タマネギは好評で、特に主人は、氷酢タマネギ入りの豚のショウガ焼きがお気に入り。主人も「最近、疲れにくいし、肩こりもしないな」なんて不思議がってました(笑)。
今回取材のお話をいただき、あらためて氷酢タマネギを作って食べたんです。やっぱりおいしいですね。今年は酷暑が続いたので、トマトジュースに入れて飲んだら、自然な甘さと、シャリシャリの食感が楽しめました。これからの寒い季節には、鍋物のポン酢に入れてみるつもりです。
氷酢タマネギの魅力は、なんといっても「おいしい」こと。いくら体によい食品といわれても、おいしく食べないと、体は反応してくれないと思います。だから私は「おいしい」って本当に大事だと思っています。
また、食材も自分で選び、調理するので子どもに食べさせても安心です。家族で食べられる氷酢タマネギ、お勧めです。