「オクラ水」でお尻からつま先にかけてビリビリする痛みとしびれが消えビックリ
オクラ水を飲み始めたのが、今年の6月末です。同時に別の本に書いてあった、脊柱管狭窄症に効くストレッチを行っています。また近所にある温泉に足しげく通いました。こうした生活を始めて1ヵ月が経過し、驚いたことにお尻からつま先にかけてのしびれと痛みは、ほとんど消えているのです。【体験談】岡本ハルミ(仮名・主婦・81歳)
味にクセがなくゴクゴク飲める!
お尻の右側から右足のつま先にかけて、ビリビリするしびれと痛みに襲われるようになったのは、昨年の10月からです。
整形外科を受診したところ、座骨神経痛ということでしたが、特別な処置はないまま経過を観察することになりました。
しかし、しびれと痛みは悪化する一方で、動けなくなって一日中、横になって過ごすこともあったのです。
そこで、別の整形外科でMRI(核磁気共鳴画像装置)を撮ってもらったところ、脊柱管狭窄症だと診断されたのです。私の場合、腰椎(腰の部分の背骨)の3番めと4番めの脊柱管が狭くなっているとのことでした。
脊柱管狭窄症といえば、病院で治療を続けてもちっとも改善せず、足を引きずったり杖をついたりすることになると聞いていました。私もそうなるかもしれないと考えると、不安でたまりません。最悪の場合、手術が必要になるかもしれません。
病院では、湿布と痛み止めが出されたほか、血液をサラサラにする薬が処方されましたが、薬嫌いの私は一切飲みませんでした。自分でほかの方法を探そうと思った私は、書店で脊柱管狭窄症について書かれた本と、『オクラ水で病気が治る!痛みが消える!』(マキノ出版)を購入しました。
そして、オクラ水を飲んで痛みやしびれが解消するならと思い、早速作ってみました。本に書いてある方法から少しアレンジして、オクラを水につけるとき、いっしょに2㎝角に切った乾燥コンブを3~4枚入れました。風味がよくなるし、体にいいと考えたのです。
私はオクラ水を、朝食前に飲んでいます。味にクセがないので、ゴクゴクと飲めます。朝の水分補給としても、とてもいいと思いました。
残ったオクラは、そのまま刻んでみそ汁の具にしたり、炒め物にしたりして、残さずに食べています。お気に入りは、ミキサーでドロドロにしたオクラに海藻のアカモクを加えて、ご飯にかけて食べることです。しょうゆを少しかけると絶品で、おはしがどんどん進みます。
薬も杖も手術も不要!スタスタ歩けて大満足
さて、こうしてオクラ水を飲み始めたのが、今年の6月末です。同時に、別の本に書いてあった、脊柱管狭窄症に効くストレッチを行っています。また、体を温めたほうがいいと聞いたので、近所にある温泉に足しげく通いました。
こうした生活を始めて1ヵ月が経過しました。驚いたことに、お尻からつま先にかけてのしびれと痛みは、ほとんど消えているのです。スタスタ歩けるのはもちろん、どんな動作をしても、しびれと痛みは現れません。大満足です。
けっきょく、湿布は少しだけ使ったものの、飲み薬は1錠も口にせず、脊柱管狭窄症を克服できました。杖や手術が必要になるのではという不安もすっかり解消しました。
さらに、うれしいことに体調全般が整っています。特に顕著なのは体温の変化です。以前の私は、平熱が35.3度と低体温でした。それが1度以上も上がって、36.5度を下回ることがなくなったのです。体調がいいので、このままオクラ水を飲み続けるつもりです。
リンパ液と血液の流れがよくなり痛みを改善(市橋クリニック院長 市橋研一)
オクラ水は、リンパ管内を流れるリンパ液をサラサラにして、血液もきれいにします。その結果、末梢の血流まで改善し、病気や痛みに効果を発揮するのです。
岡本さんの痛みとしびれが改善したのは、神経の通り道である脊柱管内の毛細血管の血流がよくなったためでしょう。それにより、椎間板(背骨を支えるクッションの役割をする軟骨)の厚みが戻り、下肢の血流も改善したと推察します。体温が上がったのも、血流アップのおかげでしょう。
この記事は
『壮快』2018年11月号に掲載されています
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