MENU
寝返りでも激痛【脊柱管狭窄症】私は「肩甲骨ほぐし」で痛み・しびれを改善できた

寝返りでも激痛【脊柱管狭窄症】私は「肩甲骨ほぐし」で痛み・しびれを改善できた

私は、この肩甲骨ほぐしを毎朝起床時に、各30回ずつ行いました。我ながら、一生懸命取り組んだと思います。変化は1ヵ月ほどで現れました。病院で処方された薬も飲んでいましたが、下半身の感覚が明らかに違うのです。念のため、薬は処方してもらっていますが、この3ヵ月はほとんど飲んでいません。【体験談】今川恵子(仮名・主婦・77歳)

寝返りすると激痛が走り目が覚める!

長らく病院での温熱療法や電気療法、湿布薬などでなんとかごまかしてきた痛みが、急にひどくなってきたのは5年前、72歳になったときです。

痛みが出るのは、お尻の右横から太ももにかけて。ギリギリとキリが食い込むような痛みで歩くこともままなりません。
家事も大変で、洗濯物を干そうと手を伸ばすと、とたんに激痛が走り、体がピーンと固まってしまいます。

満足に寝られないのもつらいものでした。寝返りなどで少し体を動かすと、お尻や太ももに激痛が走り、目が覚めてしまいます。睡眠不足で、日中もうとうとすることが増えました。
約1年は鍼治療に通いましたが、効果は一時的で、なかなからちが明きません。

そこで、ようやく整形外科を受診。MRI(核磁気共鳴画像)などでしっかり調べてもらったところ、脊柱管狭窄症と診断されたのです。
治療は、鎮痛剤や血行促進剤などの投薬とプール運動。薬を飲むと楽になりますが、間が開くと、痛みが増してきます。その意味では、がんばっていたプール運動も、あまり効果はなかったようです。

このままでは、やがて歩けなくなってしまうのではと、不安でなりません。 
そんなおり、たまたま園部俊晴先生が独立・開業されたことを耳にしました。
園部先生は以前、私がひざの手術を受けたときに、病院のリハビリでお世話になった理学療法士の先生です。

とても熱心な先生で、おかげで回復も順調でした。ひざのケアも含め、よい機会と思い、治療をしてもらうことにしたのです。今年の4月のことでした。
教えてもらったのは、肩の骨(肩甲骨)をほぐして背骨を伸ばす効果がある「肩甲骨ほぐし」という体操です。

薬をやめて3ヵ月痛みは出ていない!

私は、この肩甲骨ほぐしを毎朝起床時に、各30回ずつ行いました。我ながら、一生懸命取り組んだと思います。
園部先生の説明で肩甲骨ほぐしの効果がよく理解でき、私自身も、続けていれば必ずよくなるという確信のようなものが持てたからです。

変化は1ヵ月ほどで現れました。病院で処方された薬も飲んでいましたが、下半身の感覚が明らかに違うのです。
同じ痛みのない状態でも、以前は体の奥で痛みがジンジンとくすぶっている感じでした。ところが、肩甲骨ほぐしを行ってからは、体の奥からスッキリという感じです。

そこで試しに、整形外科の先生にはないしょで、薬を2週間ほどお休みしてみました。
思ったとおり、痛みはほとんど出ません。歩いても、足を伸ばしても大丈夫です。
これには、とても感激しました。
念のため、薬は処方してもらっていますが、この3ヵ月はほとんど飲んでいません。

痛みから解放されたおかげで、家のことも、友達とのおつきあいも、前向きに楽しくできるようになりました。
そういえば、先日、趣味でやっている詩吟の仲間から「近ごろ、ずいぶん声が出るようになったわね」とほめられました。

以前は、おなかに力を入れると痛みが増幅したため、口先だけで声を出していたのでしょう。おかげで、詩吟が今まで以上に楽しくなりました。
これも肩甲骨ほぐしのおかげだと思います。園部先生には心から感謝しております。

「声が出るようになったわね!」

腰椎への負担が減り痛みやしびれが改善(コンディション・ラボ所長 園部俊晴)

体の変形や硬化は長い時間をかけて進んだものです。改善する場合も時間はかかります。
今川さんは、熱心に肩甲骨ほぐしに取り組まれたことがよかったのでしょう。肩甲骨ほぐしは、かたくなった肩甲骨をほぐして、胸椎(背骨の胸の部分)の曲がりを改善します。
その結果、腰椎(背骨の腰の部分)への負担が減り、痛みやしびれの改善につながりました。

この記事は『壮快』2018年11月号に掲載されています

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

関連するキーワード
関連記事
セルフケアとして、私が患者さんにお勧めしているのが、仙腸関節の上に、使い捨てカイロを貼って温める「骨盤カイロ」です。カイロの熱で、仙腸関節の働きが回復します。そうすると、全身の関節や筋肉、神経の緊張が緩和し、脊柱管狭窄症をはじめとした、痛みやしびれが改善するのです。【解説】田村周(山口嘉川クリニック院長)
更新: 2019-12-23 09:59:03
システマでは、闘い続けるために体を整える方法が確立されています。痛みが生じている場合、腰や背中の筋肉がかたく緊張しています。その緊張を緩めたくても痛む腰を刺激することはできないとき「おなかもみ」が役に立ちます。【解説】北川貴英(ロシア武術「システマ」インストラクター)
更新: 2019-09-10 22:10:00
毎日根気よく続けるようになって数週間経ったころでしょうか。以前よりも腕が軽くなってきたように感じました。かたかった背中の筋肉、肩の緊張もほぐれてきて、ついには腰や足の痛みをほとんど感じなくなっているのに気がつきました。【体験談】井川京子(仮名・主婦・75歳) 
更新: 2019-09-10 22:10:00
オクラ水を飲み始めたのが、今年の6月末です。同時に別の本に書いてあった、脊柱管狭窄症に効くストレッチを行っています。また近所にある温泉に足しげく通いました。こうした生活を始めて1ヵ月が経過し、驚いたことにお尻からつま先にかけてのしびれと痛みは、ほとんど消えているのです。【体験談】岡本ハルミ(仮名・主婦・81歳)
更新: 2019-09-10 22:10:00
私たちは患者さんに高負荷の運動をしてもらい成果を上げてきました。しかし脊柱管狭窄症の患者さんの場合、痛みを伴うほど過度に行うと、逆に症状を悪化させてしまうことがあるのです。そこで、私がお勧めしたい体操が、「水平のポーズ」と「でんでん体操」です。【解説】田島文博(和歌山県立医科大学医学部リハビリテーション医学講座教授)
更新: 2019-09-10 22:10:00
私は鍼灸師で、日本で一般的に行われている鍼灸治療のほか、「手指鍼」を取り入れた治療を行っています。手指鍼はその名のとおり、手や指にあるツボを鍼などで刺激して、病気や不調を改善する治療法です。【解説】松岡佳余子(アジアンハンドセラピー協会理事・鍼灸師)
更新: 2020-04-27 10:34:12
腱鞘炎やバネ指は、手を使うことが多いかたなら、だれもが起こす可能性のある指の障害です。バネ指というのは、わかりやすくいえば、腱鞘炎がひどくなったものです。腱鞘炎も、バネ指も、主な原因は指の使いすぎです。痛みやしびれを改善する一つの方法として、「手首押し」をご紹介します。【解説】田村周(山口嘉川クリニック院長)
更新: 2020-03-23 10:16:45
筋肉がこわばると、体を支えている骨格のバランスがくずれて、ぎっくり腰を起こしやすくなります。ぎっくり腰に即効性があるのが、手の甲にある「腰腿点」(ようたいてん)という反射区を利用した「指組み」治療です。この「指組み」のやり方をご紹介します。【解説】内田輝和(鍼メディカルうちだ院長・倉敷芸術科学大学生命科学部教授)
更新: 2020-03-02 10:09:34
慢性的な首のこり、こわばり、痛みといった首の不調を感じたら、早めに、まずは自分でできる首のケアを行うことが大切です。【解説】勝野浩(ヒロ整形クリニック院長)
更新: 2020-02-25 10:06:07
首がこったとき、こっている部位をもんだり押したりしていませんか? 実は、そうするとかえってこりや痛みを悪化させてしまうことがあります。首は前後左右に倒したりひねったりできる、よく動く部位です。そして、よく動くからこそ、こりや痛みといったトラブルを招きやすいのです。【解説】浜田貫太郎(浜田整体院長)
更新: 2020-02-17 10:18:14

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt