MENU
食前にキュウリを食べて体重6キロ減!中性脂肪値は168→57ミリに

食前にキュウリを食べて体重6キロ減!中性脂肪値は168→57ミリに

特別な食事制限や、運動をしたわけでもなく、食前に1本のキュウリをひと口につき20回嚙んで食べただけでこんなに効果が出るとは驚きました。血液検査では、中性脂肪値が激減!空腹時血糖値、ヘモグロビンA1cも正常値に近づきつつあります。だるさもなくなり、体調は良好です。【体験談】井上洋子(仮名・会社員・35歳)

気づかぬうちに70kgの大台を突破

33歳の時、会社の健康診断の結果を見て、私は愕然としました。身長150㎝で、前年まで63㎏だった体重が、なんと70㎏になっていたのです。

さらに、中性脂肪値、血糖値も高く、医師からは生活習慣病と言われました。仕事のストレスを、ケーキなどの甘い物を食べて発散していたのがよくなかったのでしょうか。

ウエストがゴムのズボンをはき、体重も測ることなく過ごしていたので、体の異変にはまったく気づきませんでした。
とはいえ、肩こり・頭痛を頻繁に起こし、体がだるくて仕事に集中できない日々を過ごしていたので、今にして思えば、この体重増加が原因だと思っています。

体重70㎏の大台に乗り焦った私は、市販のダイエット系サプリメントを片っ端から試しました。しかし、効果はありませんでした。炭水化物を抜く食事制限では1ヵ月で2㎏減ったものの、仕事の忙しさと空腹に負け、つい間食をしてしまった結果、結局リバウンドしてしまいました。 
努力が水の泡となり、それ以来、私はダイエットのやる気をなくしてしまったのです。

そんなある日、書店でたまたま目にしたのが、『キュウリ食べるだけダイエット』の本でした。そこには、著者で料理人の野崎洋光さんが2ヵ月で11㎏減量した様子をはじめ、1ヵ月で2〜5㎏以上やせた人たちの写真が掲載されていました。

調べてみると、この本を監修した医師の工藤孝文先生の病院は、福岡にあるそうです。
自宅から通える距離だったので、私はまず工藤先生の診療を受けてみることにしました。今年の5月のことです。

そのときの検査結果は、中性脂肪値が168㎎/㎗(正常値は150㎎/㎗未満)、空腹時血糖値が182㎎/㎗(正常値は110㎎/㎗未満)、ヘモグロビンA1cが8.1%(過去1〜2ヵ月の血糖値がわかる数値で、正常値は6・5%未満)と、いずれも高い数値でした。しかも、体重は75.3㎏もありました。

そして、工藤先生から食事指導を受けました。その指導とは、毎食前にキュウリを1本食べるというもので、それ以上のことはなにも言われませんでした。

私は、朝はスライスしたキュウリにタマネギ、レタスを加えたサラダを食べ、昼は職場で、弁当を食べる前に生のキュウリをかじって食べるようにしました。生のキュウリばかりでは飽きるので、夜はキュウリを酢の物にして、食事の最初に食べました。

キュウリを食べるときに心がけたのは、ひと口につき20回嚙んで食べることです。これも、工藤先生の指導によるものです。20回嚙んで食べると満腹になり、以前よりも食事の量は自然に減っていきました。

2ヵ月空腹を感じずにやせられた!

キュウリ食べるだけダイエットを開始して、1週間たった時のことです。体重を量ってみると、2㎏減って73.3㎏になっていました。それからさらに3週間後には、71.2㎏に。なんと、1ヵ月で4.1㎏も減ったのです。

特別な食事制限や、運動をしたわけでもなく、食前に1本のキュウリをひと口につき20回嚙んで食べただけでこんなに効果が出るとは、驚きました。

キュウリ食べるだけダイエット開始から2ヵ月たつ今は、体重69㎏と、ついに70㎏を切りました。血液検査では、中性脂肪値が57㎎/㎗に激減!空腹時血糖値126㎎/㎗、ヘモグロビンA1cが6.9%と、こちらも正常値に近づきつつあります。だるさもなくなり、体調は良好です。

キュウリは安価で、スーパーに行けば必ず手に入るのもよいところ。この2ヵ月間、苦労なく着実にやせているので、目標は60㎏を切ることです。
引き続き、キュウリ食べるだけダイエットを継続していくつもりです。

ランチの前にも必ずキュウリを1本食べた

今までダイエットに失敗した人にお勧め(工藤内科副院長 工藤孝文)

井上さんは生活環境に合わないダイエット方法に失敗して、やる気をなくしていました。しかし、キュウリ食べるだけダイエットは、手間がかからず、空腹感がないので、続けられたのでしょう。このように、これまでダイエットに失敗してきた方にお勧めです。

また、キュウリ食べるだけダイエットを行う以前は、サプリメントをいろいろ試したようですが、サプリメントは、食事、運動療法の補助として使用しないとなかなか効果は出ません。

朝食では、キュウリのほかにタマネギ、レタスを加えてサラダにして召し上がっていたとのこと。
キュウリと同じくレタスも食物繊維が豊富で、便秘の予防と血糖値の上昇を抑えてくれます。また、タマネギには血液をサラサラにする効果があるので、とてもよい組み合わせです。お酢も脂質や血糖を下げる作用があるので、あわせてとるのはとてもよいことです。
ベジタブルファースト、よく嚙んで食べる習慣がつけば、リバウンドの心配もなくなってくると思います。

この記事は『安心』2018年10月号に掲載されています

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

関連記事
以前の私は便秘症で、10日から2週間お通じがないということも珍しくありませんでした。それが2日に1回ちゃんとお通じがつくようになったのです。体重も毎日少しずつ減り続け、1ヵ月でなんと10kgもやせました。このときは体が軽く、背すじを伸ばして歩ける自分に感激しました。【体験談】宇佐美愛美(アルバイト・27歳)
更新: 2019-09-10 22:10:00
おなかとみぞおちを、手のひらで時計回りに軽くさするだけの簡単な方法ですが、久しくおなかをさすったことがなかったため、あまりの気持ちよさに病みつきになり、毎日欠かさず行うようになりました。体重が減り、おなか周りもスッキリしてくると、体が軽く感じられます。【体験談】新井功(仮名・無職・84歳)
更新: 2019-09-10 22:10:00
美肌に関しては、キュウリの皮に含まれるビタミンEとβ-カロテンの働きも見逃せません。体内では有害な活性酸素ができ、老化を進めます。ビタミンEの中でも、最も抗酸化力が高いのがα-トコフェロールという種類ですが、キュウリに含まれるのは、すべてこの種類なのです。【解説】佐藤美(シロノクリニック横浜院院長)
更新: 2019-09-10 22:10:00
子どもの頃から肥満だった私は、もう体形のことは諦めていました。キュウリ食べるだけダイエットを始めて、数字だけでなく体感としても体の軽さを感じ始めました。今まで体を動かすことが、「つらくて面倒くさいこと」だったのに「こんなに気持ちがいいことだったんだ」と思えるようになったのです。【体験談】山田順子(仮名・主婦・44歳)
更新: 2019-09-10 22:10:00
キュウリダイエットを始めてから、面白いくらい順調に体重が落ちていきました。1週間で2kg落ち、その後もコンスタントに減り、ダイエット開始3週間で6.6kgも落ちたのです。ポッチャリした顔周りがシャープになり、体形もスッキリして、ほぼ現役時代に戻りました。【体験談】丸山桂里奈(元なでしこジャパン・タレント)
更新: 2019-09-10 22:10:00
最新記事
私は鍼灸師で、日本で一般的に行われている鍼灸治療のほか、「手指鍼」を取り入れた治療を行っています。手指鍼はその名のとおり、手や指にあるツボを鍼などで刺激して、病気や不調を改善する治療法です。【解説】松岡佳余子(アジアンハンドセラピー協会理事・鍼灸師)
更新: 2020-04-27 10:34:12
腱鞘炎やバネ指は、手を使うことが多いかたなら、だれもが起こす可能性のある指の障害です。バネ指というのは、わかりやすくいえば、腱鞘炎がひどくなったものです。腱鞘炎も、バネ指も、主な原因は指の使いすぎです。痛みやしびれを改善する一つの方法として、「手首押し」をご紹介します。【解説】田村周(山口嘉川クリニック院長)
更新: 2020-03-23 10:16:45
筋肉がこわばると、体を支えている骨格のバランスがくずれて、ぎっくり腰を起こしやすくなります。ぎっくり腰に即効性があるのが、手の甲にある「腰腿点」(ようたいてん)という反射区を利用した「指組み」治療です。この「指組み」のやり方をご紹介します。【解説】内田輝和(鍼メディカルうちだ院長・倉敷芸術科学大学生命科学部教授)
更新: 2020-03-02 10:09:34
慢性的な首のこり、こわばり、痛みといった首の不調を感じたら、早めに、まずは自分でできる首のケアを行うことが大切です。【解説】勝野浩(ヒロ整形クリニック院長)
更新: 2020-02-25 10:06:07
首がこったとき、こっている部位をもんだり押したりしていませんか? 実は、そうするとかえってこりや痛みを悪化させてしまうことがあります。首は前後左右に倒したりひねったりできる、よく動く部位です。そして、よく動くからこそ、こりや痛みといったトラブルを招きやすいのです。【解説】浜田貫太郎(浜田整体院長)
更新: 2020-02-17 10:18:14

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt
get_app
ダウンロードする
キャンセル