
髪の毛にハリとこしも出た
私は、犬のしつけ方教室で犬のトレーニングの仕事をしていましたが、13年前に独立して、会社を立ち上げました。するとそれを機に、体脂肪率が18%から33%まで一気に上がってしまったのです。
以前に比べて運動量が減ったことと、独立によるストレスの影響もあったのかもしれません。体脂肪率が上がっても、体重やおなか周りに特に変化はなかったのですが、内科の医師からは、「内臓脂肪だけが増えたせいだ」と言われ、体脂肪率を下げるようにと言われました。
また、犬のトレーニングでは、外での訓練がほとんどなので、日焼けで肌はボロボロ。吹き出物もあり、シミも顔中にありました。
どうにかならないものかと悩んでいたときに、テレビでバナナ酢が紹介されているのを見ました。肌にも健康にもよいとのことだったので、「少しでも今の状態がよくなれば」と、飲み始めたのです。
テレビでは、バナナ酢大さじ1杯をコップ1杯の水で薄めて飲むと紹介されていたので、朝食前に1杯飲み、出かけるときには、水で割ったバナナ酢を水筒に入れて、のどが渇いたときや、昼食時に飲むようにしました。
すると、飲み始めて1ヵ月くらいで、吹き出物が減り始め、肌はハリが出て、健康的な肌に変わっていきました。そして半年たった頃には、肌のくすみが取れて、色白になり、シミもすっかりなくなったのです。
その頃には、体脂肪率も25%くらいまでに下がってきました。そして、その後もさらに下がり続け、現在は20%でキープできています。
また、髪の毛にもハリとこしが出てきました。よく行く美容院の美容師さんに「シャンプー変えたの?」と聞かれるほど、髪質がよくなったのです。
もともとネコっ毛で、髪がすぐペタっとなっていたのですが、帽子をかぶって脱いだ後でも、ふんわりしたまま過ごせるようになりました。

胃の調子もよくなった三苫さん
足のむくみが消え免疫力もアップ!
バナナ酢の効果は、ほかにもありました。
犬の仕事をしていますから、歩くことが多く、多い日には、1日に2万歩以上歩きます。ですから、足はむくみますし、疲れもたまります。それが、バナナ酢を飲むと、足のむくみもなく、疲れが残らなくなりました。
胃の調子もよくなりました。毎年、夏になると、食欲不振でごはんが食べられない日が続きます。料理のにおいをかいだだけでも胃がムカムカします。
体が資本の仕事ですから、食べなくてはと思うのですが、夏場は、めん類のような軽いものしかのどを通らず、貧血になることもありました。
それが、バナナ酢を飲み始めて迎えた夏には、食欲不振が改善し、さらに翌年の夏には、食欲不振が一切起こらず、貧血も起こらなくなったのです。
バナナ酢を飲む前は、カゼをひきやすく、冬はノロウイルスなどのウイルス性の病気になり、よく病院にかかったものでしたが、それもなくなりました。バナナ酢で免疫力(病気に対する抵抗力)が高まったのかもしれません。
そして、3年ほど前、村上祥子先生の料理教室でバナナ酢の活用法を教えていただいてからは、朝は、牛乳か無調整の豆乳で割って、バナナも崩して飲んでいます。牛乳で割ると、飲むヨーグルトのように、おいしいのです。
私は、酸味が強い黒酢は苦手なので、酸味が弱く、少しトロッとした黒酢を使っています。この黒酢だと、漬けたバナナもペロッと食べてしまうほど、おいしいのです。小さく刻んで、無糖ヨーグルトとあえることもあり、いろいろな方法で楽しむようになりました。
最近では、夫も朝、牛乳で割ったバナナ酢を飲むようになり、「飲むと疲れが取れる」と言っています。
バナナ酢のおかげで、今では、夫婦ともども健康的な毎日を送っています。

1日に2万歩以上歩いても足に疲れが残らない!
脂肪が燃えやすい体づくりに役立つ(東浦和内科・外科クリニック院長 水谷剛)
それまで体をよく動かしていた人が、あまり体を動かさなくなると、代謝が落ちて、内臓脂肪がつきやすくなります。
そんなときにバナナ酢を飲むと、代謝が上がり、脂肪が燃えやすくなります。加えて、バナナ酢を食前に飲むことで、食べすぎが抑えられることも、体脂肪率の低下に一役買ったのでしょう。
三苫さんは、肌もきれいになったとのことですが、それはバナナの持つ抗酸化作用によるものだと考えられます。
また、バナナの食物繊維で便通がよくなると、体内の老廃物の排出も促進されます。それも、肌の状態をよくするのに役立ちます。