ぼんやりとした塊が文字として鮮明に見えた
私は、以前から松岡佳余子先生の勉強会に参加しています。そのなかで、「耳の穴をもむと、さまざまな健康効果がある」というお話は伺っていました。
そのときは、「ああ、そうなんだな」と思うくらいでした。ところが、2週間前のこと。松岡先生の施術を受ける機会に恵まれ、自分でも行うようになって、その効果に驚いています。
まず、視力が上がりました。
私は目が悪くて、コンタクトレンズをしても、視力は0.9くらいしかありません。松岡先生の施術を受ける前にも、2m先にある1㎝角の文字を指されて「見えますか?」と聞かれましたが、ぼんやりとした塊にしか見えませんでした。
ところが、松岡先生に耳の穴をもんでもらったら、ぼんやりとした塊だった物が、文字として鮮明に見えたのです。ビックリしました。
効果に感激して、自宅でも耳の穴もみを毎日行いました。すると先日、メガネ屋さんで検眼をしたら、視力が1.2にアップしていたのです。
股関節が動かしやすくなり、左右の足の長さが揃った!痛みも緩和
もっと驚いたのは、短かった左足が伸び、両足の長さがそろったことです。
以前、左足が右足より短いと指摘されたことがありました。デスクワークの際、体を左に傾けるクセがあり、股関節に負担がかかっていたようです。
そのせいか、長時間座っていて立ち上がるときや、ずっと同じ姿勢を取っていたあとに歩き始めるとき、左の股関節に痛みを感じます。さらに、左の股関節は、右に比べて動かしにくく、動かせる範囲も狭いのです。それが、足の長さにも影響していたのだと思います。
傾いた姿勢で生活しているせいか、腰痛や肩こり、首こりもあります。
それが、寝た状態で、耳の穴全体を押し広げてから、特に痛い左耳の穴の後頭部側の斜め上辺りをもんでいたら、左足がすっと伸びた感覚があったのです。自分でも「こんなことがあるのか!」と心底驚きました。まるで手品のようでした。
ちなみに、右耳のほうは痛くありません。痛いのは、股関節の悪い左耳だけです。
ただ残念なことに、朝、耳の穴もみを行って左右の足の長さがそろっても、夜には再びずれてしまいます。曲がった姿勢を取るクセが、体にしみついているのかもしれません。
ですから毎朝、グリグリと耳の穴をもんで足の左右差をなくすのが、最近の習慣になっています。
足の長さがそろうと、体への負担が違います。肩や首の疲れ、股関節痛、腰痛が軽くなってきました。耳の穴もみを続ければ、足の長さがそろったままになる日も近いと思います。
エステよりすごいリフトアップ効果も
耳の穴もみの効果は、まだあります。松岡先生に耳の穴もみを教わったとき、いっしょにいた人のほおが上がったのを目の当たりにしました。そこで、私もやってみたのです。
どのくらい上がるか実験したかったので、右の耳の穴だけ刺激しました。リフトアップに効く方向は、耳の穴の前方、やや斜め上です。ここをグーッと押し上げました。するとすぐに、顔の右側だけ、突っ張る感じがしました。これを毎朝1週間続けたところ、ほお骨の位置が右側だけ上がったのです。
これ以上行うと顔のバランスがくずれてしまうので、実験はここで終了しました。その後は両耳の穴をもみ、今は左右ともほおが上がっています。
「現状維持ができればいいかな」という程度に考えていましたが、実際にはそれ以上の効果です。エステティックサロンに行くより、ずっといいと思います。お勧めです。
血流やゆがみが改善し股関節痛や腰痛が軽減(アジアンハンドセラピー協会理事・鍼灸師 松岡佳余子)
耳の穴の後ろ斜め上方向には、股関節に対応するポイントがあります。ここをもむことで、股関節に適度な刺激が伝わります。さらに、耳の穴もみをすることで全身の血流が改善したため、かたくなっていた股関節周りの筋肉がやわらかくなったと考えられます。
これらの相乗効果で、股関節が本来あるべき位置に収まった結果、足の長さがそろったのでしょう。体のゆがみが正されたので、肩や腰の痛みも軽減しました。
耳の穴もみを行うと、ほとんどの人が、その場で視界が明るくなるといいます。続けることで視力が改善し、なかには免許の更新でメガネが必要なくなった人もいます。
ハッキリ見える!