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【へそさすり体験談】起床時にピリピリする腰痛を「腸」から改善

【へそさすり体験談】起床時にピリピリする腰痛を「腸」から改善

私が腰の痛みを感じるようになったのは、昨年の暮れからです。どういうわけか、いきなり腰が痛くなったのです。それからは、常に重だるい感覚が腰周辺にありました。【体験談】遠藤裕子(仮名・66歳・理容師)

起床時にピリピリと痛い腰痛があった

私が腰の痛みを感じるようになったのは、
昨年の暮れからです。

どういうわけか、いきなり腰が痛くなったのです。
それからは、常に重だるい感覚が腰周辺にありました。

特につらいのは起床時です。
目が覚めると、すでに痛みがあり、
起き上がろうとすると腰が固まったように感じ、
ピリピリとした痛みが出るのです。

急に動くと激痛が走りそうなので、
毎日、おそるおそる起き上がるようにしていました。

私は理容店で働いていて、ほとんど座ることはありません。

また、立っているだけではなく、
お客様の髪の毛を洗うときや顔を剃るときなどは、
腰をかがめた体勢になります。

すると、腰にジーンとした痛みがわいてきます。
お客様の前で「痛い!」とはいえませんが、動作や表情に出るのでしょうか。
常連のお客様は、私の腰痛を察していたようです。

腰痛と便通改善に勧められたのが「へそさすり」


年末の忙しい時期に困った私は、
以前、ひざの治療でお世話になった石橋輝美先生に治療してもらうことにしました。

先生に腰の症状を話したところ、
おなかの状態がよくないといわれました。

疑問に思いましたが、おなかを触ってみると、
確かに冷たくなっています。

先生いわく、おなかが冷えることで、
腸にガスや消化しきれない食べ物がたまり、不調を招くとのこと。

実は私は、若いころに直腸の手術を受けており、
そのころからお通じの状態があまりよくありませんでした。

3日間お通じがないこともしばしばです。

便が出たとしても、少量だったりかたかったりと、
あまり状態はよくありませんでした。

そこで、先生が腰痛と便通対策のために勧めてくれたのが、「へそさすり」です。

これは、おなか周りとみずおちを、
手で時計回りにさするだけの、簡単なセルフケアです。

早速、私は自宅でへそさすりを始めました。
私の場合、食後30分あたりから行います。

朝と晩はだいたい決まった時間に行い、
昼間はお客様がいないときにやるようにしました。

足腰が軽くなって坂道や階段の上りも楽々

へそさすりを始めると、まず、お通じがとてもよくなりました。
3~4日後から毎日、ちょうどいいかたさの便が、
スッキリと出るようになったのです。

こうしてへそさすりを続けて、気づいたことがあります。
朝、おなかを触ると、以前よりも温かくなっているのです。

おなかが温かくなった影響か、腰の痛みも徐々に軽くなっていきました。
目が覚めても痛みがあまりなく、
起き上がるときも、以前のようなピリピリした痛みは感じません。
仕事中も腰を気にせずかがめるようになりました。

また、私が住んでいる地域は坂道や階段が多く、
腰が痛いときは、上る際に腰が重く感じ、足がなかなか上がりませんでした。

ところが、へそさすりを続けるうちに、
腰も足も軽くなり、上るのがとても楽になったのです。

なんといっても、気分が晴れやかになりました。
お客様には高齢のかたも多くいらっしゃいます。

腰を痛めていたときは、お互いに痛みや不調の話題が多かったのですが、
調子がよくなってからは、明るい話題が増えました。

おなかやみずおちをさするだけで、
こんなにも体調がよくなるとは思いもしませんでした。

これからも、元気に仕事を続けたいと思います。

仕事中も気にせずかがめる!

腸の状態が上向いて腰痛が徐々に軽減(大津接骨院院長 石橋輝美)

おなかは、自律神経の影響を大きく受けます。

加齢や運動不足、ストレスなどが原因で自律神経が乱れると、
おなかの調子も悪くなります。

加えて遠藤さんは職業柄、立ち仕事を長時間しているため
内臓が全体的に下がり、腸の血流が滞った状態でした。

それが、へそさすりを毎日続けた結果、
遠藤さんの腸の状態は上向き、まず便通が改善しました。

そして、便やガスが腸内をスムーズに移動できるようになり、
腸の不調に端を発していた腰の痛みも、徐々に軽減したのでしょう。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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