だるさや疲労感から解放!「生クリームコーヒー」で糖質依存を克服
高校生の娘が体調を崩したときに、クリニックで紹介されたのが栄養療法でした。その栄養療法に欠かせないのが糖質制限です。糖質が大好きな私でしたが、娘一人に糖質制限させるのはかわいそうだと思ったのと、私自身の糖質依存も断ちたいという気持ちから、娘と一緒に糖質制限を始めました。【体験談】元木陽子さん(46歳・パートタイマー)
おなかが空かず間食せずにすむ
高校生の娘が体調を崩したときに、クリニックで紹介されたのが栄養療法でした。
その栄養療法に欠かせないのが糖質制限です。糖質が大好きな私でしたが、娘一人に糖質制限させるのはかわいそうだと思ったのと、私自身の糖質依存も断ちたいという気持ちから、娘と一緒に糖質制限を始めました。
それまでの私は、仕事から帰ってくるやいなや、すぐにチョコレートや甘いお菓子を食べていました。疲れを取るつもりで食べていたのですが、むしろ疲れは増幅するばかり。それでさらに甘いものがほしくなる、という負のサイクルにはまっていたのです。
しかし、「疲れたら甘いものを食べないと動けない」という思いが強くて、どうしても甘いものをやめられませんでした。娘とする糖質制限が、糖質依存を断ち切る機会でもあったのです。
とはいえ、あまり細かいことを気にしない性格なので、娘の食事には気をつかっても、私自身は「ゆる糖質制限」です。神経質になるよりはゆるく考えて、長く続けることを目標にしています。
そんな私が毎日必ず実行しているのが、「生クリームコーヒー」など、コーヒープラス脂肪分です。
朝食のときに飲むコーヒーに、なんらかの脂肪分を入れます。ココナッツオイルや無塩バター、MCTオイル(※)などです。また、おなかが空いて間食しそうなときも、脂肪分を加えたコーヒーを飲むと、おなかが満足して間食せずにすみます。
※MCTオイル=ココナッツなどから抽出された中鎖脂肪酸100%のオイル。スーパーなどで市販されている
「あー、疲れた」と言わなくなった
半年くらい前からは、生クリームも利用しています。たまたま生クリームがセールで安くて買ったのですが、生クリームも脂肪分やたんぱく質がたっぷりの食べ物です。コーヒーに入れてみたらとてもおいしかったので、それ以来よく飲んでいます。
脂肪分たっぷりのコーヒーを飲むようになってから、体が疲れにくく、おなかも空かなくなりました。甘いものが欲しくなることもなくなり、糖質依存も自然に解消しました。
今では仕事から帰ってくると、すぐ夕食の支度をしたり、掃除をしたりなど、精力的に体を動かすことできます。以前のように「あー、疲れた」と言いながら30分も1時間も座って、甘いお菓子を食べ続けることはなくなりました。時間もうんと有効に使えていると思います。
糖質制限生活を始めて、私だけでなく、娘の体調も上向いてきました。これからも糖質制限と生クリームコーヒーを続けていきます。
ケトン体質になると疲れにくい体になる(宗田マタニティクリニック院長 宗田哲男)
糖質を減らしつつ、生クリームコーヒーを飲むことで、体のエネルギー源が糖からケトン体に変わります。ケトン体から作られたエネルギーを使うようになると、体は疲れにくく、タフに動けるようになります。元木さんが仕事から帰った後、家事を精力的にできるようになったのもこのためです。
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