MENU
【生姜の冷え改善効果】夏の冷え性も防ぐ手作りジンジャーエール

【生姜の冷え改善効果】夏の冷え性も防ぐ手作りジンジャーエール

炎天下の屋外と、クーラーでキンキンに冷えた車内・室内。そのギャップが夏の冷え性の原因です。そこで、冷たくて、ゴクゴク水分補給ができて、でも体はポカポカ温まる―そんなこの時期にピッタリの飲み物「手作り美味ジンジャーエール」を紹介しましょう。ショウガの薬効があなたを守ってくれます。【解説】嶋田葉子(フードコーディネーター)

簡単に作れて飽きない「ジンジャーエール」で体の冷えがよくなった人が続出

イベントがきっかけで「ほぼ日」に登場し反響が私はフードディレクターとして食に関わる仕事を続けてきましたが、もともとショウガをはじめスパイスが大好きで、お料理にもよく使っていました。
数年前、あるイベントで、自家製のジンジャーエールを出したところ、思いのほか好評で、「ショウガは、わき役ではなく、主役級の素材なんだ」と改めて実感しました。

その後、自家製ジンジャーエールを飲んだかたからのご縁で、糸井重さん主宰のウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」に掲載していただき、大きな反響がありました。
「自分と同じように、ショウガ好きな人ってこんなにたくさんいるんだ」と感動したことを覚えています。

その中では、ジンジャーエールやお菓子にも使う、ジンジャーシロップの作り方を紹介しています。
このショウガレシピが、多くのかたがたのお役に少しでも立てればと思い、本も出版しました。

本を読んでくださったかたからは、「冷えが軽くなった」「疲れなくなった」「夏バテしない」「カゼをひかない」など、体の変化についての感想もたくさんいただきました。
特に夏は、冷房や冷たいものの取り過ぎで、体が冷えて疲れやすいですが、自家製ジンジャーエールは、冷たくても体の内部から温まり、水分補給もできる、優れたドリンクだと思います。

この、簡単で、おいしくて、体にいいジンジャーエールを、ぜひ皆さんにも作っていただきたくて、このレシピを別ページでご紹介しています。
シロップ作りで残ったショウガスライスも、活用法がたくさんあり、皮はもちろん、ショウガを余すところなく使えます。

ちなみに、市販のジンジャーエールは、ショウガが入っておらず、ショウガの香りを出す香料のみのものも。
それだと、ショウガの栄養効果を得ることはできないですよね。

皮ごと使える無農薬の安心なショウガを選びたい

自家製ジンジャーエールは、「飲んだらすぐに体がポカポカしてきた」という人も多いですが、1回きりではなく、毎日取ることで、体が大きく変わっていきます。
そのため、「簡単に作れて、飽きない」ということが、大事なポイントになるのです。

炭酸水で割るジンジャーエールや、紅茶に入れて飲む、ヨーグルトのシロップにするなど、皆さんが取り入れやすいスタイルを別記事に提案しているので、ぜひ毎日続けてみてください。
また、毎日食べるものだからこそ、ショウガはなるべく新鮮で、できれば無農薬のものを選びたいですね。

私はできるだけ、高知の「土佐山有機生姜」(上の写真)を使うようにしています。
皮ごと安心して使え、辛味、香りもしっかりとしていてお勧めです。

体を温めてくれるショウガの辛味成分は、皮の部分に多く含まれているため、皮ごと使いたいものです。
生産者のかたも、ビールに手作りのジンジャーエールを入れるなど、毎日ショウガを食べられていて、とてもお元気です。

「やはりショウガにはすごいパワーがあるのだ」と、お会いすると実感できます。
ジンジャーシロップに使用するお砂糖も、白砂糖ではなく、きび糖など、精製度が低く、ミネラルが豊富なものを選びましょう。

「ショウガをすりおろして、生で食べるほうが栄養が摂れるのでは?」と質問されることも多いのですが、ショウガは加熱すると栄養価がアップすることがわかっています。
生で食べると、たくさんの量を取るのが難しいという面もあるので、ジンジャーシロップなど、加熱して保存できる形にして、毎日続けて取ることをお勧めします。

夏には、繊維がやわらかく、さわやかな辛味が特徴の「新ショウガ」を見かけることも多いでしょう。
でも、ジンジャーシロップを作るのに使うのは、一般のショウガのほうが向いています。

万能調味料として料理にも使える

ジンジャーシロップは、ジンジャーエールなどのドリンクだけでなく、料理のレシピに加えると、万能調味料として味つけも決まります。
スープ、サラダ、パスタ、おかず、ごはん、スイーツと、ほどよい辛味が食欲を増す一品が完成!また、ジンジャーシロップは、アルコールとの相性も抜群。

ホット梅酒やホットワイン、ジンジャーハイボールにジンジャービールなど、さまざまなお酒で楽しめます。
スパイスをお好みでプラスして、オリジナルシロップを作るのもお勧めです。

さわやかで甘い香りのクローブ、清涼感のある香りのカルダモン、体を温めてくれる作用のあるシナモンなど、どうぞご自分のお好みの味で「マイジンジャーシロップ」を作ってみてください。
皆さんがショウガを身近に感じ、「ジンジャーライフ」を楽しく、健康に続けていかれることを、心より願っています。

氷を入れて飲んでも体が冷えすぎない

ジンジャーシロップは、3~4倍で薄めて飲むのが基本。
炭酸水でジンジャーエールにするのはもちろん、紅茶、牛乳、フルーツジュース、ビールとも相性がよく、おいしく健康的なドリンクが出来上がります。

ジンジャーエールは、レモンとミントを加えると、さらにさわやかさが加わり、熱い夏にぴったり。
氷を入れて飲んでも、体が冷えすぎず、じんわり温かくなってくるのが不思議です。

中には、汗が出てくると言う人もいます。
スムージーに、ジンジャーシロップを加えるのもお勧めです。

いつもの紅茶も、ジンジャーシロップとスライスをプラスすることで、違ったおいしさが楽しめます。
さらに、シナモンやカルダモン、クローブなどのスパイスを加えると、「スパイスチャイ」として温め効果がさらにアップします。

冷房の効き過ぎで体が冷えてしまったときにも重宝するでしょう。

フレッシュレモンジンジャーエールの作り方

【材料】
ジンジャーシロップ 50cc
レモン 1/4 個
炭酸水 150cc
氷 適量
ミント 適量

【作り方】
①レモンはよく洗い、小さめの乱切りにし、種を取り除く。
②グラスに氷、ジンジャーシロップ、ミント、レモンを搾り入れ、炭酸水を注いで完成。
※暑い日には、レモングラスなど体の熱を取ってくれるハーブを加えるのもお勧め。

解説者のプロフィール

嶋田葉子
フードコーディネーター。
国内外のオーガニックレストランでの調理やインテリアショップでの勤務を経て、現在は旬の素材を使った料理企画やケータリングを行う「labo85」主宰。期間限定カフェやレストランメニューの開発などで幅広く活動中。オリーブオイルソムリエの資格も持つ。著書は『朝昼晩しょうがレシピで冷えしらず こんなに使えるジンジャーシロップ』(家の光協会)。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

関連記事
タマネギに含まれるのは植物性乳酸菌で、生きて腸まで届きます。腸内環境がよくなると、免疫力のアップや自律神経のバランスが整います。血中コレステロールの低下による高脂血症の予防・改善、大腸がんのリスク低減などにもつながります。 【解説・レシピ考案】中村美穂(管理栄養士・フードコーディネーター)【料理・スタイリング】古澤靖子
更新: 2019-09-10 22:10:00
越冬も終盤に差し掛かると、生の野菜が食べたくなるもの。年明け(南極の夏季)にヘリで補給物資を少しだけ持って来てくれるのですが、待ち遠しかったですね。 久しぶりの生タマネギを使った料理で、仲間たちがいちばん喜んでくれたのが「タマネギみそ」。【解説・レシピ】西村淳(南極料理人・作家)【料理・スタイリング】古澤靖子
更新: 2019-09-10 22:10:00
チャレンジ前の私の血管年齢は、実年齢よりも7歳若い42歳。そして、10日後に再測定してみると、さらに3歳若い39歳と、実年齢から10歳も若い結果が出たのです。体調の変化はほかにもあります。血行がよくなったのでしょうか、首や肩のこりが軽減。うれしかったので、ブログで報告したほどです(笑)。【体験談】早見優(タレント)
更新: 2019-09-10 22:10:00
独身時代はほとんど食べ物に気を遣っていなかった私でも、家族ができれば話は別。なるべく人工添加物などが使われていない、体にいい食べ物を食卓に並べるようにしてきました。自然に食べ物へ関心を持つようになったわけですが、近年私の心をとらえて離さないのが「タマネギ」です。【体験談】志穂美悦子(フラワーアクティビスト)
更新: 2019-09-10 22:10:00
「みそ汁に酢を入れたら、酸っぱくなるのでは」と心配するかたもいるでしょう。でも、お椀1杯のみそ汁につき、小さじ半分程度の酢なら、酸味はほとんど感じません。今回、酢みそ汁に初挑戦するかたがたのために、お勧めの具材や、作り方のコツをご紹介しましょう。【解説】庄司いずみ(野菜料理家)
更新: 2019-09-10 22:10:00
私は鍼灸師で、日本で一般的に行われている鍼灸治療のほか、「手指鍼」を取り入れた治療を行っています。手指鍼はその名のとおり、手や指にあるツボを鍼などで刺激して、病気や不調を改善する治療法です。【解説】松岡佳余子(アジアンハンドセラピー協会理事・鍼灸師)
更新: 2020-04-27 10:34:12
腱鞘炎やバネ指は、手を使うことが多いかたなら、だれもが起こす可能性のある指の障害です。バネ指というのは、わかりやすくいえば、腱鞘炎がひどくなったものです。腱鞘炎も、バネ指も、主な原因は指の使いすぎです。痛みやしびれを改善する一つの方法として、「手首押し」をご紹介します。【解説】田村周(山口嘉川クリニック院長)
更新: 2020-03-23 10:16:45
筋肉がこわばると、体を支えている骨格のバランスがくずれて、ぎっくり腰を起こしやすくなります。ぎっくり腰に即効性があるのが、手の甲にある「腰腿点」(ようたいてん)という反射区を利用した「指組み」治療です。この「指組み」のやり方をご紹介します。【解説】内田輝和(鍼メディカルうちだ院長・倉敷芸術科学大学生命科学部教授)
更新: 2020-03-02 10:09:34
慢性的な首のこり、こわばり、痛みといった首の不調を感じたら、早めに、まずは自分でできる首のケアを行うことが大切です。【解説】勝野浩(ヒロ整形クリニック院長)
更新: 2020-02-25 10:06:07
首がこったとき、こっている部位をもんだり押したりしていませんか? 実は、そうするとかえってこりや痛みを悪化させてしまうことがあります。首は前後左右に倒したりひねったりできる、よく動く部位です。そして、よく動くからこそ、こりや痛みといったトラブルを招きやすいのです。【解説】浜田貫太郎(浜田整体院長)
更新: 2020-02-17 10:18:14

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt