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【体験談】半年で91ミリの低血圧が改善「足指歩き」を始めてひどい肩こりも消えた

【体験談】半年で91ミリの低血圧が改善「足指歩き」を始めてひどい肩こりも消えた

片手で次男を抱き、片手で家事をこなす日々が続いたせいで、肩こりだけでなく、腕や腰にも痛みが走るようになり、ズキズキする頭痛まで起こり始めました。足指歩きを始めて半年くらいたった頃でしょうか。「肩がこったな」と感じると、足指歩きをするだけでこりが和らぎ、疲れも取れるようになってきました。【体験談】岩内景子(主婦・38歳)

足指歩きのおかげで毎日が楽しい!

 10年ほど前、肩こりがひどくて、義母に篠原整骨院を紹介してもらったのが、篠原裕喜先生との出会いでした。
 その後、何度か通ってマッサージをしてもらううちに、「歩き方を変えるだけで、肩こりもなくなるよ」と、「足指歩き」を勧められたのです。ただ、そのときはまだ、本当かどうか信じることができませんでした。

 ですが、6年前に次男を出産してからというもの、子育てで疲労困憊の毎日。片手で次男を抱き、片手で家事をこなす日々が続いたせいで、肩こりだけでなく、腕や腰にも痛みが走るようになり、ズキズキする頭痛まで起こり始めました。

 篠原先生にマッサージしてもらう回数も、週に2〜3回に増えました。そんなことから、しだいに「歩き方を変えて、疲れやすい体を根本から治そう」という気持ちが芽生えてきました。そして、足指歩きを篠原先生に教わることにしたのです。

 最初は、うまく足の指に重心をかけることができず、伸縮性のあるテープを小さく切ったものを両足の親指にはり、足先に力が入るように意識して歩く練習をしました。
 すると、足指歩きを始めて半年くらいたった頃でしょうか。「肩がこったな」と感じると、足指歩きをするだけで、不思議とこりが和らぎ、疲れも取れるようになってきました。

 また、妊娠中は、最大血圧が91 ㎜Hg、最小血圧が53㎜Hgで、医師から「低血圧」と言われていました。それが、最大血圧が122㎜Hg、最小血圧61㎜Hgと改善してきたのです(正常値は最大血圧140㎜Hg未満、最小血圧90㎜Hg未満)。

 足指歩きの効果は、体温にも現れました。以前は平熱が35・1℃でしたが、足指歩きを始めて1年たつ頃には、36・4℃に上がったのです。
 体温が上がったおかげか、カゼもひかなくなりました。以前はよくカゼをひき、いったんひくと扁桃腺が腫れて、高熱で2〜3日は寝込んでいたのに、カゼをひくことも、熱を出すこともなくなりました。

 今では肩こりも解消し、篠原先生にマッサージしてもらうのも、半年に1回、こりがひどいときだけになっています。
 足指歩きのおかげで、健康が維持でき、毎日を楽しく過ごしています。

子育て中でも元気いっぱい!

足の指に力が入ると全身の筋肉がゆるむ(篠原整骨院「ウオーキング療法」主宰・篠原裕喜)

 足指歩きで足の指に力が入るようになると、全身の筋肉がゆるんで血流がよくなります。その結果、肩こりが改善します。
 また、足の指に力が入ると、脳にも刺激が伝わり、自律神経(内臓や血管の働きを調整する神経)のバランスが整います。それが、血圧の安定にもつながってきます。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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