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腸を温めてデトックス&ダイエット!絶品「ゴボウスープ」の作り方

腸を温めてデトックス&ダイエット!絶品「ゴボウスープ」の作り方

ゴボウの有効成分によって腸内が活性化すると、ダイエット効果はもちろんのこと、不定愁訴と呼ばれる不快な症状や、生活習慣病などがどんどん改善されていきます。体質改善したいかたは、できれば1日2杯、朝晩にゴボウスープを飲んでください。【解説】人見惠子(ミレット・スタイル主宰)

解説者のプロフィール

人見惠子(ひとみ・けいこ)
ミレット・スタイル主宰。
「出し切る感覚」と「やせる感覚」へ導くうんち浮力ダイエットのカリスマ。健康で美しくやせ体質へと導く料理教室開催中。『人見流三日坊主専用ダイエット』、『痩せ体質料理教室』の著書がある。

●ミレット・スタイル
http://www.millet-style.com/

体が本当に必要としている食べ物ををとること

生のゴボウをすりおろして、みそと一緒におわんに入れて、人肌(約50℃)に温めただし汁を注ぎ入れるだけ。これが今回ご紹介する「ゴボウスープ」です(基本的な作り方は下項参照)。

生のゴボウと聞くと、誰もが一瞬ギョッとした顔になりますが、とてもおいしいのです。
ゴボウスープを飲む前に、私は生徒さんたちに新鮮な生のゴボウを一切れ渡して、そのまま食べてもらいます。すると、誰もがゴボウの持つ滋味あふれる甘味に驚きます。

私が主宰する教室「ミレット・スタイル」では、野菜や玄米を中心とした食事を指導しています。
体は、日々食べる物でできています。体が本当に必要としている食べ物ををとることで、体を整え、心を穏やかにしていくと、なりたい自分に近づいていくことができます。

つまり、よりよい人生を歩むためには、何を食べるかというのは、とても重要なことなのです。
例えば、これまでなにをやってもやせなかった人が数ヵ月で10㎏以上やせたり、長引く生活習慣病から回復したり、うつ状態から抜け出したりするなどの変化を体験したという人が多くいらっしゃいます。

生ゴボウのすりおろしが腸をきれいに掃除する

このような変化の秘訣は、腸内環境を整えることにあると、私は考えています。
食物繊維が豊富なゴボウには、古便(排出しきれなかった便が積もり積もった古い便)や、腸内の宿便(腸内の襞にこびりついている便)を排出させる作用があるといわれています。

また、ゴボウは、腸内の善玉菌のエサとなるオリゴ糖が豊富に含まれているため、体に不要な毒素を排出するデトックス効果に優れています。
中医学(中国の伝統医学)でも、ゴボウは体を温める作用がある「陽性」食品に分類されています。

さらに、生のゴボウには、酵素が豊富に含まれています。生のゴボウをすりおろすことで、細胞膜が壊れると、細胞内の酵素が活発に働くようになり、効率的に酵素をとることができるといわれています。

酵素は、腸の免疫細胞(病気に抵抗する細胞)を活性化して、免疫力を高めます。昔からゴボウのすりおろし汁は、ぜんそくの発作や腹痛、胃腸の疲れに効くといわれてきました。

こういったゴボウの有効成分によって腸内が活性化すると、ダイエット効果はもちろんのこと、不定愁訴と呼ばれる不快な症状や、生活習慣病などがどんどん改善されていきます。

また、腸内が活性化すると、「幸せホルモン」と呼ばれるβエンドルフィンが脳内で分泌されやすくなるといわれています。うつ症状が改善したり、明るく行動的に変化するのは、こういったホルモンバランスの変化によるところも大きいと考えられます。

余談ですが、ゴボウは根菜類の中でも「根性野菜」といわれ、食べれば「腹が据わり、地に足が着く」ともいわれています。根菜類を食べると、大地に根をはりめぐらすように、腸がどっしりと丈夫になるのかもしれません。

食べすぎや飲みすぎをリセットする

ゴボウスープは、熱湯ではなく、人肌(約50℃)のだし汁を注ぐことも、重要なポイントです。これは、熱に弱い酵素を守ることが目的です。

みそは、化学調味料などが含まれていない、無添加のものを使ってください。伝統的な製法で作られた無添加みそには、体によい影響を及ぼす酵素がたっぷりと含まれています。

生ゴボウスープでは、外側の泥をよく洗い流すだけで、ゴボウの皮はむかず、アクも抜きません。ゴボウの外側が黒かったり、すりおろしが黒く変色するのは、ゴボウのアクによる作用です。そのため、ゴボウを調理するさいには、必ずアク抜きをしなければならないものだと思い込んでいる人がいます。

確かに、植物のアクの中には、タケノコやホウレンソウに含まれるシュウ酸や、ワラビに含まれるプタキロサイドなど、体に有害な作用を持ち、しっかりと除去したほうがよいものもあります。

けれど、ゴボウのアクの成分は、クロロゲン酸というポリフェノール(植物の苦味や色素成分)の一種で、強い抗酸化作用を持っています。

確かにアクの影響で色は変わりますが、体には問題ないどころか、有益な成分です。ですから、ゴボウのアクは「抜かなくてよい」以上に、「抜いたらもったいない」、大切な栄養成分なのです。

ちなみに、おろしたゴボウは小分けして冷凍すると、忙しい日にも利用できて便利です。

味に変化をつけたいときは、成分無調整の豆乳を使うと、みそ汁とはまた違ったクリーミーな風味が楽しめます。豆乳は体を冷やす食品ですので、必ず温めて、人肌に冷ましてからお使いください。

生徒さんによると、ゴボウスープを食べた後は、快調快便が3日間続くそうです。体質改善したいかたは、できれば1日2杯、朝晩にゴボウスープを飲んでください。早ければ翌日、遅くとも1~2週間でうれしい変化を体感できるでしょう。

また、外食が続いたときや食べすぎた日の翌日は、ぜひゴボウスープでデトックス(解毒)してください。
実は、私はパフェが大好きで、おいしいと評判のお店があると、どこまでも食べに行きます。甘いものは体を冷やしますが、ときには人生を楽しむのも大切です。

ストイックになりすぎず、食べることに罪悪感を持たず、食べ物に感謝しながら、なんでもおいしくいただく。そしてゴボウスープで体をリセットすれば、腸が温まり、体が整い、心が穏やかになっていきます。

それを日々続けていけば、人生も楽しく、明るい方向に向かっていくことでしょう。ぜひお試しください。

ゴボウに含まれる食物繊維は、不溶性で、多くとりすぎると胃腸を刺激するといわれています。
しかしゴボウスープは、ゴボウをすりおろして繊維を断ち切っているため、さほど刺激は強くないと思われます。

それでも胃腸に持病があって不安なかたは、医師に相談のうえお召し上がりください。

毎日快便!やみつき絶品「ごぼうスープ」の作り方

【材料】(2人分)
コンブ…20cm分
水…350~400ml
ゴボウ…1/4本程度(できれば無農薬)
無添加みそ……適量(みそ汁を作るときの味の濃さと同程度になる量)

❶コンブをひと口大にカットして一晩、分量の水につける(時間がなければ、つけなくてもよい)。

❷ゴボウを流水で洗う。無農薬ゴボウの場合はボウルに水をため、そこで泥を落とす。仕上げに流水で軽くすすぎ洗う。

❸ゴボウを、皮がついたまますりおろす。

❹①を中火にかける。沸騰したらすぐに火を止めて、人肌(50℃程度)まで冷ます。

❺おわんに③とみそを入れて、④をコンブごと注ぎ入れる。よくかき混ぜたら出来上がり。

豆乳でもおいしい!
コンブだしの代わりに、人肌に温めた豆乳(成分無調整)を使うと和風ポタージュ風になる。小口切りにした小ネギなどを散らしてみるのもよい。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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