材料を入れて火にかけるだけ乳酸「ハクサイ鍋」の作り方


【材料】1人分
・乳酸ハクサイ…100g
・豚ロース肉(ばら肉でもOK)…100g
・乳酸ハクサイの漬け汁…200ml
・だし…200ml
・長ネギ…1/2本
・エノキ…1/2袋
・豆腐……1/4丁
・ニンジン…1/3本
・はるさめ…お好みで

❶エノキは石づきを取り、長ネギは斜め切り、ニンジンは皮をむき厚さ5mmに切る。豆腐は食べやすい大きさに切る。
❷乳酸ハクサイの漬け汁とだし、乳酸ハクサイを鍋に入れて火にかける。

❸②が煮立ったら野菜類、豚ロース肉、豆腐、はるさめの順番に入れて、ひと煮立ちさせる。
❹お好みでポン酢やゴマだれにつけていただく。
「乳酸ハクサイ鍋」に入れるお肉は好みで魚介類に変えてもいい


【材料】1人分
上記レシピの材料のお肉をタラ1切れ(3つにぶつ切り)エビ3尾に変えただけ
※具材は、好みのものに変えてOKです。
【作り方】
上記レシピの作り方の❸で、お肉を入れる代わりに魚介を入れるだけ。
魚介類の場合、煮込みすぎると固くなるので、火が通ったら火を止める。
上記レシピ同様、お好みでポン酢やゴマだれにつけていただく。
酸味がたまらない胃腸にやさしい鍋
鍋に欠かせない野菜と言えばハクサイです。
このハクサイに「乳酸ハクサイ」を使えば、酸味とコクのあるハクサイ鍋が作れます。
もともと台湾や中国東北部には「酸っぱいハクサイ鍋」がありますが、「乳酸ハクサイ」で作ると、まさにこの鍋に近い味になり、くせになりそうなおいしさ!しかも乳酸ハクサイを作るときの漬け汁も加えていて、乳酸菌がたっぷりです。
材料を切って、火にかけるだけという手軽さ。
お肉はもちろん、魚介を使うのもお勧め。
乳酸菌の力でサッパリといただける、胃腸にやさしい鍋が完成します。
酸味があるので、たれがなくてもおいしいですが、ゴマだれやポン酢、ダイコンおろしなどと合わせるのもいいでしょう。
ハクサイを「乳酸ハクサイ」にするだけで、おいしさも栄養価もアップするなんて、やはり発酵の力はすごいですね。

栗生隆子
自然素材の暮らし、家庭でできる発酵生活を実践したところ、長年の腸の病気を自然治癒力で完治。その経緯から目に見えない菌が健康にも環境にもたいせつな役割をしていると知り、菌の世界から発酵への理解を深める。命のリ㆑ーをして細胞が続いていくように「つないでいく発酵」がテーマ。会員1万2000人を超えるFacebook「TGG豆乳ヨーグルト同好会」の管理人。『豆乳グルグルヨーグルトで腸美人!』(マキノ出版)などの著者がある。最新刊は、『体も家もピカピカになる「お米の発酵水」』(扶桑社)。ナチュラルシフト共同代表。