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シミやしわは表情のクセで発現!顔が若返りたるみを取る「顔ヨガ」とは

シミやしわは表情のクセで発現!顔が若返りたるみを取る「顔ヨガ」とは

表情グセを正して、使っている筋肉と使っていない筋肉の差をなくし、シワやたるみを解消するのが顔ヨガです。たるみを取り除く外科的な手術もありますが、顔の動かし方が変わらなければ、また同じところにたるみが出てきます。【解説】間々田佳子(顔アスリート)

体はアスリート並みでも顔だけが老けていた

「顔ヨガ」についてご説明する前に、まず下の図をご覧ください。
2010年当時の私と、2011年6月の私です。

たるんだほお、重たそうなまぶた、下がった口角、ハリやツヤのない肌……。
それがわずか1年で、あごのラインがシャープになり、目はパッチリ大きく、口角の上がった笑顔ができるようになりました。

肌にハリとツヤも戻っています。
2010年は、私がアルゼンチンタンゴというダンスの世界選手権のアジア大会で優勝した年です。

体はアスリートなみに鍛えていたのに、顔だけが老けていました。
そんなとき、顔ヨガに出合ったのです。

それまで顔の筋肉をほとんど動かしていなかったので、顔ヨガは驚きの連続でした。
効果が出るのも早く、2週間後には、口角が上がるようになり、目も大きくなって、どんどん楽しくなってきました。

口角を上げてにっこり笑顔がつくれるようになると、内面の変化も出てきました。
それまで引っ込み思案だった私が、人前で堂々とお話しできるようになったのです。

笑顔っていいな、顔ヨガっていいな、これをもっともっと広めたいと思うようになりました。

表情グセを正すことでシワやたるみを解消できる

表情筋というのは、顔の周りや顔の上にある筋肉のことで、その約70%が口とつながっています。
人によってシワやたるみが出る部位が違うのは、骨格の影響もありますが、私は、ほとんどが表情グセが原因だと思っています。

例えば、まゆを上げて目を見開くクセがあると、おでこにシワができます。
ネコ背で口をポカンと開けていれば、口角は下がってきます。

こうした表情グセを正して、使っている筋肉と使っていない筋肉の差をなくし、シワやたるみを解消するのが顔ヨガです。
顔ヨガは、一つのポーズが10秒間程度です。

たった10秒でも、鏡を見て筋肉を意識して使うことが重要です。
こうやって顔の動かし方を筋肉に記憶させるのです。

たるみを取り除く外科的な手術もありますが、顔の動かし方が変わらなければ、また同じところにたるみが出てきます。
しかし、顔ヨガをくり返し行うと、表情筋が鍛えられるため、いつまでも若々しい顔を維持することができますし、表情も豊かになります。

次の記事では「顔ヨガ」のやり方をご紹介しましょう。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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