【キッチン掃除】ルールを決めていつもピカピカ! 食後・調理後の片付けポイント
「調理中に汚れをすぐ拭く」というルールと同じくらい大事なのが、調理後の正しい片づけルールです。めんどうなことは1つもありません。食事が終わったらすぐ、ルールどおりに調理道具と食器を片づけ、調理台と床に汚れや水跳ねが残っていないか最終チェック。快適台所へのネガティブな感情も、確実に軽減します。【解説】高木ゑみ(料理家)
調理後は台所を「完全リセット」
「調理中に汚れをすぐ拭く」というルールと同じくらい大事なのが、調理後の正しい片づけルールです。
めんどうなことは1つもありません。
食事が終わったらすぐ、ルールどおりに調理道具と食器を片づけ、調理台と床に汚れや水跳ねが残っていないか最終チェック。
快適な台所に、完全リセットします。
乾いたふきんを3枚用意し洗った食器はすぐ拭く
ここでも、重要な役割を果たすのは、まとまった枚数の、乾いた清潔なふきんです。
床や調理台の汚れをすぐ拭くのと同様、調理道具や食器の水滴も、濡れたままでの放置は厳禁。
洗ったらすぐに、気持ちよく拭きあげます。
調理道具や食器の量にもよりますが、夕食1回分の片づけで、使用枚数は3枚が目安です。
と、お伝えすると、「いつも自然乾燥させていて、食器は拭かないんです」と言うかたが実に多いですが(笑)、たくさん重ねられた食器の山の下のほうは、ほんとうに乾いているでしょうか。
食器と食器の間に残った水分が、嫌なにおいをさせていたり、食器をぬるぬるさせていたりしませんか?そこで、菌が繁殖しているのです。
また、調理台にいつまでも食器が載ったままだと、それだけで生活感満載。
次の調理もスムーズに始められないですし、台所に立つのが憂うつになる原因となります。
台所を使うたびに元のフラットな状態にリセットするのは、最初は、おっくうかもしれません。
でも、正しいルールが習慣になれば、何も考えなくても体が勝手に動きます。
フラットな台所がキープできると、台所に立つ時間は、大幅に短縮されます。
台所へのネガティブな感情も、確実に軽減します。
食後の台所の「リセットルール」
解説者のプロフィール
高木ゑみ
料理家。
1985年、東京都生まれ。
慶應義塾大学卒業。海外留学や数々の厨房での修業の後、エコール辻東京フランス・イタリア料理マスターカレッジを卒業。
2009 年より中目黒で主宰している料理教室は生徒数800 人超と大人気で「なかなか予約の取れない教室」と評判。企業向けレシピ開発・出張料理・メディア出演も精力的に行っている。
著書『考えない台所』(サンクチュアリ出版)は12万部突破。最新刊『もう献立に悩まない』(マガジンハウス)も好評。
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