脳を発達させるためには、難しい問題を解かないと効果がでないとお考えの人も多いかと思います。
しかし、MRIを用いて脳の血流を分析した研究によって、単純な計算問題を解いている時や本を音読している時など、むしろスラスラできる課題を行っている時に、左右の脳の多くの部分が活発に活動していることがわかりました。
さらに、 簡単な問題をゆっくり解いている時よりも早く解いている時の方が、同じ問題でも脳が広範囲で活動することがわかりました。
1日数分、時間を計り集中して、できるだけ問題を早く解くように意識をすることでより効果的に脳を鍛えることができます。
空いているマスには同じ文字が入ります。文字を当てはめて、単語を完成させましょう(答えは下記)

共通文字入れクイズの答え

解説者のプロフィール

今野裕之(こんの・ひろゆき)
ブレインケアクリニック院長。
2001年日本大学医学部卒業。
慶應義塾大学病院、日本大学医学部附属板橋病院などを経て、2016年より認知症、うつ病、不眠症、慢性疲労、大人の発達障害などの病気を専門とするブレインケアクリニックの院長となる。
●ブレインケアクリニック
東京都新宿区左門町13番地磯辺ビル2階
TEL 03-3351-3386
http://brain-care.jp/