全く入らなかった服がすべてきっちり着られる
私は、この10ヵ月ほどの間に、13kgのダイエットに成功しました。以前は82㎏あった体重を、69kgまで落とすことができたのです(身長は165㎝)。
そのダイエットの秘訣は、実は、バナナ酢にあるのです。
そもそも私がバナナ酢を知ったのは、2005年ごろのことです。そのころ『壮快』という雑誌でバナナ酢の特集があり、ダイエットに効くという記事を読み、試すことにしました。
飲み始めると、バナナ酢は確かに効果的でした。体重をスルスルと落とすことに成功し、いったん60kg台まで落とすことができたのです。
そのときは、食事制限も並行していましたが、それをやめて普通に食べ始めると、リバウンドが起こりました。体重はジワジワと増え始め、しばらくすると、80kg台に……。
しばらくそのままの体重でしたが、「今度こそはきちんとダイエットに成功したい」と一念発起したのが、2014年の秋のことなのです。
まず、朝食はバナナ酢とスムージーにしました。ご飯やパンなどの炭水化物は、いっさい食べません。
スムージーは、レモンやミカンの皮、レタスなど、そのときに手元にある果物や野菜を入れて作ります。そして、ここにはバナナを必ず入れるようにしました。
このスムージーのほかに、コップ5分の1程度のバナナ酢を、水や麦茶で薄めて飲みます。これを毎日の日課としました。
バナナ酢は、かなり酢の刺激が強いので、多量に飲むと、胃の調子が悪くなってしまうことがあります。そこで、とりすぎには注意しました。
このようにしてバナナ酢を飲み続けていたところ、自分でも驚くほど体重がスルスルと減り始めたのです。10ヵ月間で13kg減ったので、無理のないペースで減量できたのではないかと思います。
太かったウエスト周りも、かなり細くなりました。ベルトの穴でいえば、三つから四つ縮まっています。以前なら全く入らなかった服がすべて入るようになり、うれしい限りです。
2500段の階段も無事に上れた!
バナナ酢で体が軽くなったおかげか、悩みの種だったひざの痛みが改善したのも、うれしい効果です。
長い間、私は左ひざの痛みに悩まされており、病院でいろいろな検査を受けましたが、原因はハッキリとはわかりませんでした。試しに整形外科や整骨院で、温熱治療なども受けてみました。しかし、けっきょく痛みが消えることはなかったのです。
それが、バナナ酢で体重が減ったため、ひざにかかる負担が少なくなったのでしょう。最近は、ひざの痛みはかなり軽減しています。痛みが全くなくなったわけではありませんが、以前と比べると、ずいぶん楽になって助かっています。
つい先日も、階段が2500段近くある羽黒山に登ってきました。出かける前は、多少の不安もありましたが、無事登頂して帰ってくることができ、自分に自信がつきました。
また、これはバナナ酢の影響かどうかはわかりませんが、バナナ酢は歯周病にも効いていると感じています。
私は、昔から歯周病にも悩まされており、歯茎から出血することがたびたびありました。それが、バナナ酢を毎日摂取するようになってからは、出血することがとても少なくなっているのです。
また、便通もよくなりました。毎日定期的にお通じがあり、とても爽快です。
10年ほど前に行ったときと比べると、今回のほうが健康的にやせられたと感じています。以前は、もっと短期間で体重を落としたせいか、体のシワが多くなった印象がありました。今回は、シワが増えることもなく、健康的にやせられたと感じています。
なにより、今回はリバウンドが全くありません。これからもバナナ酢を飲み続けて、今の体重を維持していきたいと考えています。
クエン酸回路を活性化し脂肪燃焼を促す(里見英子クリニック院長 里見英子)
バナナ酢に含まれる酢酸は、体内のクエン酸回路を活性化します。
クエン酸回路とは、細胞内でエネルギーを生みだすものです。その際に脂肪が使われるため、クエン酸回路が活性化されると、脂肪燃焼が促され、ダイエット効果が高まるのです。
また、バナナ酢に含まれるアミノ酸によって、肌の状態もよくなります。バナナ酢を上手に使えば、高野さんのように皮膚がたるまずにやせることができるでしょう。
さらに、体重を減らすことにより、ひざにかかる負担は大きく減少します。それによって、ひざ痛の軽減につながったのだと考えられます。