また、卵黄には「脳の栄養素」といわれるレシチンがたっぷり含まれており、記憶力や集中力がアップして脳の活性化に役立つのです。
そこで今回は、冷凍、しょうゆ漬け、みそ漬けなど、卵黄にさまざまなアレンジを加える調理法をご提案します。
ほんのひと手間加えるだけで、今まで味わったことのない驚くほどの美味しさを堪能できますので、ぜひぜひお試しください!
冷凍卵黄
食欲が落ちる暑い日でもモリモリ!冷凍卵黄とタイのタルタルステーキ

(各1人分)
エネルギー203kcal
塩分0.3g
【材料】(2人分)
冷凍卵黄…2個
タイ(刺し身)…80g
ブルーチーズ…10g
オリーブオイル…大さじ1
塩…少々
粗びき黒コショウ…少々
ハーブなど葉物野菜…適宜
クラッカー(メルバトースト)…適宜
【作り方】
❶冷凍卵黄は、室温に20~30分ほどおいて解凍し、5mm角ほどに刻む。
❷タイは小さく刻んだ後、包丁でたたいてさらに細かくする。
❸ブルーチーズは、5mm角ほどに刻む。
❹①、②、③を合わせ、オリーブオイル、塩、黒コショウを加えて混ぜる。
❺葉物野菜は、ミント、万能ネギ、シソ、グリーンカールなどを用意する。
❻④と⑤を盛りつけ、クラッカーを添える。
卵黄のまろやかな味とキムチの辛みがマッチ・冷凍卵黄とタコのキムチ和え

(各1人分)
エネルギー153kcal
塩分0.9g
【材料】(2人分)
冷凍卵黄…2個
タコ(ゆでたもの)…100g
ニラ…3本
キムチ(ハクサイ)…50g
ゴマ油…小さじ1
サニーレタス…適宜
白炒りゴマ…少々
【作り方】
❶冷凍卵黄は、室温に20~30分ほどおいて解凍し、5mm角ほどに刻む。
❷タコは一口大に切り、ニラは細かく刻み、キムチもざっと刻む。
❸①と②を合わせ、ゴマ油を加えてよく和える。サニーレタスを添えて、盛りつけてゴマを振る。
卵黄しょうゆ漬け

卵黄をしょうゆに漬けると、水分が吸い出されてゼリー状になります。
旨みたっぷりの珍味として、お酒のおつまみなどに最適です。
【作り方】
❶容器に卵黄を入れて、ひたひたになるくらいまでしょうゆを注ぐ。
❷冷蔵庫に入れて、4~5日ほど漬ける。
ボリュームたっぷり!うまさぎっしり!卵黄しょうゆ漬けのリゾット

エネルギー462kcal
【材料】(2人分)
卵黄しょうゆ漬け…3個
トマト…200g
オリーブオイル…大さじ2
ニンニク…1/2片
ご飯(かために炊いたもの)…250g
万能ネギ(小口切り)…1/2束
塩…少々
万能ネギ(斜め薄切りにし水にさらす)…3本
【作り方】
❶卵黄しょうゆ漬けは、7~8mm角に刻む。
❷トマトは1cm角に切る。
❸フライパンにオリーブオイル、ニンニクを中火で熱し、ご飯を炒める。油がなじんだら②を加えて軽く炒める。
❹トマトが崩れ始めたら、万能ネギ(小口切り)を混ぜる。火を止めて①を加えて手早く混ぜ、塩を加えて味を調える。
❺盛りつけて、万能ネギ(斜め薄切り)を飾る。
今日の晩酌は冷酒とこれでキマリ!卵黄しょうゆ漬けとサケの和え物

エネルギー159kcal
【材料】(2人分)
卵黄しょうゆ漬け…2個
サケ(刺し身)…80g
ミョウガ…2個
オリーブオイル…小さじ1
塩…少々
キュウリ(せん切り)…少々
【作り方】
❶卵黄しょうゆ漬けは、7~8mm角に切る。
❷サケは1cm角に切る。ミョウガは薄い小口切り。
❸①と②を合わせ、オリーブオイルを加えてよく和え、塩で味を調える。
❹キュウリを添えて盛りつける。
クセのないさわやかで軽やかな仕上がり・卵白のシフォンケーキ
凍らせたり、みそやしょうゆに漬けたりと、卵黄を活用したのはいいけど、たっぷりの卵白をどうしよう……。
そんなときにお勧めなのが、卵白で作るシフォンケーキ!
さっくりふんわりの仕上がりで、おやつにデザートに最適です。

(各1人分)
エネルギー143kcal
塩分0.2g
【材料】(8人分)
卵白…280g(8個分)
Ⓐ小麦粉…100g
ベーキングパウダー…小さじ1/2
砂糖…60g
冷水…75ml
サラダ油…50ml
【作り方】
❶Ⓐをふるい合わせる。
❷卵白に砂糖を加え、しっかりとかたく泡立てる。冷水を加えてさっと混ぜ、①を入れて混ぜてから、サラダ油を加えてさらに混ぜる。
❸シフォンケーキの型に入れ、160度のオーブンで50分焼く。
❹焼き上がったら、型ごとひっくり返し、完全に冷ましてから取り出す。
卵黄は、凍らせてから解凍すると半熟卵のようにトロッとした舌触りが楽しめます。
【作り方】
❶弁当のおかず入れなど、シリコン製の容器(凍っても卵黄がくっつかないようにするため)に、卵黄を1個ずつ入れる。
❷冷凍庫に入れて凍らせる。