【股関節痛の改善】名鍼灸師が太鼓判「腰ひも療法」は骨盤が整い痛みが取れる理にかなった方法!
これまで私は30年以上にもわたり、5万人を超える人を施術してきました。そのなかで、特に多い悩みが、腰や股関節、ひざなどの慢性的な痛みです。そして、慢性痛を抱える多くのかたに共通しているのが、「骨盤が整っていない」ということです。【解説】福辻鋭記(アスカ鍼灸治療院院長)
内臓の下垂が改善し代謝が上がりやせる!
これまで私は30年以上にもわたり、5万人を超える人を施術してきました。
そのなかで、特に多い悩みが、腰や股関節、ひざなどの慢性的な痛みです。
そして、慢性痛を抱える多くのかたに共通しているのが、「骨盤が整っていない」ということです。
体を見てみると、骨盤がゆがんでいたり、ねじれていたり、開いていたりするのです。
これでは、体のあちこちに痛みが生じるのも無理はありません。
皆さんも、左右の足の長さを確かめてみてください。
左右で足の長さが違うというかたは、骨盤が正しい位置に整っていない証拠です。
どちらか一方に傾いているため、O脚やX脚になったり、ひざに過度な負担がかかり、痛みを引き起こしたりしかねません。
骨盤は、私たちの背骨や臓器を下から支えている、体の屋台骨となる場所です。
それが正しい位置にないと、体にさまざまな支障が生じます。
まず、骨盤が支えている背骨が、連動してゆがんでしまいます。
すると、背骨や骨盤の周囲に位置する筋肉が無理に引っ張られ、神経や血管が圧迫されます。
そのことが、腰痛や股関節痛を引き起こす原因となるのです。
さらに、骨盤が開いた状態だと、内臓が知らないうちに下へ下へと下垂していきます。
お尻が大きくなり、下腹が出ている、いわゆる「ポッコリ腹」になります。
それだけでなく、内臓が下へと圧迫されて、その働きが悪化してしまいます。
内臓機能が低下すれば、当然代謝も落ちるので、太りやすい体質になるでしょう。
今回ご紹介している「腰ひも療法」は、私から見ても、骨盤を整えるための手段として、大変理にかなっているといえます。
腰にひもをギュッと巻くことで、開いていた骨盤が閉まり、ゆがみが整います。
骨盤が正しい位置に是正されれば、腰やひざ、股関節の痛みの改善につながるでしょう。
また、骨盤がまっすぐに立つことで、腹直筋や腹横筋などの腹筋が自然に鍛えられます。
下垂していた内臓も正しい位置に戻り、代謝も上がるでしょう。
それらの相乗効果によって、ウエスト周りが引き締まり、ダイエットにつながるはずです。
ひもを巻くだけなので、だれでも簡単にできます。
皆さんも試してはいかがでしょうか。
解説者のプロフィール
福辻鋭記
アスカ鍼灸治療院院長。
東洋鍼灸専門学校卒業。美容の分野に東洋医学を取り入れた第一人者。
施術歴は30年以上。これまでに、5万人以上の施術を行う。
その確かな技術と実績が評判を呼び、テレビや雑誌、書籍などでも活躍。日中治療医学研究会会員、日本東方医学会会員。
●アスカ鍼灸治療院
https://denshinkyo.jp/aska.html
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